世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦(31日・大田区総合体育館)の予備検診が26日、東京都内で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志、ライトフライ級王者の田口良一(ともにワタナベ)ら出場4選手に異常はなかった。
日本歴代単独2位の11度目の防衛を目指す内山は、この階級6位のオリバー・フローレス(ニカラグア)をリーチで10センチ、胸囲では8センチ上回った。「相手の印象は特にない。周りに一番強いと思われるような内容にしたい」と貫禄を漂わせた。7位のルイス・デラローサ(コロンビア)戦で2度目の防衛を狙う田口は身長で10.5センチ、リーチで7.6センチ上回り「近距離だけでなく、自分だけ当たる距離もうまく使いたい」と話した。〔共同〕