デーモン閣下
2場所連続で13勝2敗の稀勢の里が大相撲名古屋場所で綱とりに挑む。先場所後の横綱審議委員会で昇進が話題に上った。相撲協会幹部らは綱とりの最低条件に初優勝を挙げる。30歳の大関はチャンスをつかめるか。日本出身横綱が誕生すれば1998年5月の3代目若乃花以来、18年ぶりとなる。
特集:どすこいタイムズ
■デーモン閣下「精神的なずぶとさも必要」
稀勢の里の実力は誰もが認めるところだ。白鵬さえいなければすでに横綱になっていただろう。生まれた時代が悪かった。だが、そんな時代でも、稀勢の里より勝率が低い鶴竜は少ない(綱とりの)チャンスをものにした。チャンスに弱かったのも事実だ。
ただ、今年に入ってからはかな…