楠比呂志・神戸大大学院准教授
楠比呂志さん(くすのき・ひろし=神戸大大学院農学研究科准教授)が7日、脳内出血で死去、54歳。通夜は10日午後6時、葬儀は11日午前10時から神戸市灘区大石東町3の21の27のベルコシティホールなだで。喪主は妻美保さん。
絶滅危惧種ペンギン、世界初の人工繁殖 大阪・海遊館
専門は野生動物の保全繁殖学。各地の動物園などと連携し、絶滅が懸念される希少動物の保存に尽力。人工授精技術の確立に力を入れる一方、精子や卵子の採取、凍結保存にも取り組んだ。最近では大阪市の海遊館で、国際自然保護連合が絶滅危惧Ⅱ類に指定している「ミナミイワトビペンギン」の人工授精にたずさわった。