女子マラソンで一斉にスタートする田中智美(右から2人目)、福士加代子(同3人目)、伊藤舞(左から2人目)ら=諫山卓弥撮影
(14日、陸上 女子マラソン)
リオオリンピック
陸上の日程・記録
女子マラソン、スムゴング優勝 日本勢最高は福士14位
有名なリオのカーニバルの会場サンボドロモに、日本勢トップの福士加代子が戻ってきたのは優勝したジェミマ・スムゴングのゴールから約6分後。14位。04年アテネ五輪で野口みずきが金メダルを獲得して以降、メダルどころか入賞すらできなかった。日本女子マラソン界の復活ののろしはあがらなかった。福士は「金メダル取れなかった」と悔しがった。
日本はマラソンブームだ。東京マラソンには約30万人の応募がある。一方で、競技としてのマラソンは、高橋尚子、野口の連続金メダルで世界に強さを知らしめてから、徐々に力を失ってきた。08年北京五輪は13位、12年ロンドン五輪は16位が最高だった。
理由は明白。ケニア、エチオピ…