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米大統領選が開く「世論調査」の新境地 客観性求め進化

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-10-28 9:00:18  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


FiveThirtyEight(538)のポッドキャスト収録を伝える電光掲示板。右に映っているのがネイト・シルバー氏=ニューヨーク、中井大助撮影


■ウォッチ 米大統領選2016


特集:米大統領選2016


この10年ほどで、米大統領選の報道で大きく変わったことがある。世論調査の分析方法と、それに基づいた選挙結果の予測だ。


選挙の世論調査の結果がバラバラなのは昔からのこと。調査に答える対象者も異なれば、情報の分析方法も違うためだ。かつては専門家もメディアも、「都合のいい」データを選んで使う傾向にあった。


しかし、数年前からより客観的な情報を求める動きが起きた。2000年に誕生した「リアル・クリア・ポリティクス」は、その名前からも分かるように、「すごくはっきりした政治報道」を目指し、各世論調査の平均値を出すことで注目されるようになった。


さらに衝撃をもたらしたのは統計学の専門家、ネイト・シルバー氏の登場だ。世論調査の傾向や過去の「外れ方」も分析し、選挙予想の新境地を開いた。


大統領を選ぶ「選挙人」の数にちなんだブログ「Five Thirty Eight(538)」は08年大統領選では、50州中49州で投票結果を正確に予測。ニューヨーク・タイムズと提携した12年大統領選は、50州すべてで的中させた。現在は独立サイトになっているが、各陣営が資金集めのメールで予測を引用するほど、ネームバリューが上がっている。


ニューヨーク・タイムズもシル…




 

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