今季初めて表彰台を逃した高梨沙羅=白井伸洋撮影
(15日、ジャンプ女子W杯個人第8戦)
前日は2位、この日は4位。しっかり上位に食い込んではいても、通算49勝の女王にしてみれば、勝てなかった事実のほうがどうしても目立ってしまう。「日本で、いい結果を残したい、という気持ちもあった。焦りもあったと思う」と高梨は肩を落とした。
伊藤が2位、高梨が4位 スキージャンプ女子W杯
1回目を93メートル、113・8点の4位で終えた。首位との差は、9・7点。今大会の場合、飛距離点は1メートルにつき2点だったので、飛距離換算で5メートル近い差をつけられた。しかし、逆転のために大ジャンプが必要だった2回目は、89メートルと不本意な結果に終わった。
飛距離を生む要素の一つとなる…