抽選番号を発表する早稲田実の清宮幸太郎主将=10日午前、大阪市北区、井手さゆり撮影
(10日、選抜高校野球 組み合わせ抽選会)
高校通算79本塁打の早稲田実の清宮幸太郎は、対戦相手が明徳義塾(高知)に決まり、「手ごわい相手と思うが、自分たちはどこからでも点が取れる。いい試合ができればいいと思う」と闘志を燃やした。
清宮擁する早稲田実、明徳義塾と対戦 選抜高校野球
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他校の主将や、たくさんの報道陣が注目するなか、抽選で引いたのは27番だった。「27はリトルで世界一になったときの背番号と同じなのでいい数字。日程としても(大会5日目で)いい準備ができる」とうれしそうだった。
明徳義塾のイメージについては、「センスのある選手が多い。あとは松井(秀喜)さん(の全打席敬遠)じゃないですか」。そして、馬淵史郎監督については「長くやられていて、経験も豊富な監督。色々な策を知っている方じゃないかと思います」としっかりと認識していた。
清宮はこの日、帰京し、開幕前までに予定されている練習試合で最終調整をする。「初戦はどんな大会でも難しいので、競った試合をしたい。対戦相手が決まり、方向性も見えたのでいい内容の練習ができると思う」と話した。(坂名信行)