熊本大会準決勝で23日、秀岳館の鍛治舎巧監督(66)が体調不良による入院のためベンチ入りできず、山口幸七・責任教師(33)が監督を代行した。試合は秀岳館が7―0で八代にコールド勝ちを収め、2年連続で決勝進出を決めた。
【ライブ中継】八代―秀岳館 熊本大会準決勝
山口監督代行によると、鍛治舎監督は、20日の準々決勝で熊本国府に勝って4強入りを決めた後、21日の練習中に突発性の不整脈により救急車で運ばれ、入院したという。秀岳館は23日の準決勝前に監督の変更届を県高野連に提出した。24日に行われる九州学院との決勝でも、山口氏が指揮を執るという。
鍛治舎氏は2014年に監督就任。2016年春の選抜高校野球大会から3季連続で甲子園4強入りに導いている。
この日の試合では計17安打で八代を圧倒。主将の広部就平(3年)は「明日の決勝に勝たないと意味がない。勝って監督を甲子園に連れて行きたい」と語った。=藤崎台(沢田紫門)