藤井聡太四段
第11回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の2次予選の組み合わせが決まった。史上最年少での本戦進出を目指す中学生棋士の藤井聡太四段(15)は、名人挑戦権を争うA級順位戦に所属する屋敷伸之九段(45)と初戦で対戦する。
23日で1次予選の全対局が終了し、2次予選に出場する32人が出そろった。2連勝して2次予選を通過した8人が、シード勢の8人とともに本戦を戦う。
藤井四段は1次予選で4連勝して、2次予選に進出した。「A級」の一流棋士と公式戦で対戦するのは2度目で、前回は豊島将之八段(27)に敗れた。藤井―屋敷戦は12月15日にあり、勝者は同日、松尾歩八段(37)―斎藤慎太郎七段(24)戦の勝者と本戦進出をかけて対戦する。