(6日、Jリーグ 広島2―0神戸)
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勝ち点を34に伸ばした広島。13節終了時点で、昨季の総勝ち点33を上回った。首位を突っ走る強さの秘密は、堅守にある。
後半、ゴールを割ろうと向かってきた神戸に対し、全員が激しくつぶしにいった。終了間際には、フリーになったレアンドロのシュートを、GK林がスーパーセーブした。
前半44分にPKを決めた主将の青山は「ピンチをゼロにすることは出来ないけど、(球への)1歩や体を寄せるというのを徹底しているから失点せずにこられている」と胸を張る。
この日も失点はゼロで、無失点試合は10になった。青山は言う。「徹底するのをやめてしまえば崩れる。これからもやり続けたい」。慢心は一切ない。
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○城福監督(広) 勝ち点が昨季を上回る。「選手は一丸となって本当によくやってくれているがまだ13節。やれることを全てやって最終節を迎えたい」
○パトリック(広) 試合終了間際にゴールを決める。「ティーラシンがいいパスを出してくれたからあわせただけ」
○青山(広) PKを決め先制点をもたらす。「緊張しましたが入ってよかった。監督が指名してくれたから自信を持っていきました」
●吉田監督(神) 「テンポよくボールを回さないと広島のブロックは崩れない。もっと揺さぶりが必要だった」