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夏の甲子園、注目投手は 金足農・吉田、大阪桐蔭・根尾

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-8-3 18:36:47  点击:  切换到繁體中文

 

ナンバーワンに最速150キロの金足農・吉田を挙げたい。176センチ、81キロ。どっしりした下半身で無駄のない投球フォーム。カットボールやチェンジアップなど変化球も多彩だ。巧みな牽制(けんせい)に加え、「打者によって力の入れ具合を変える」というセンスも光り、秋田大会の5試合を1人で投げきった。


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春夏連覇を狙う大阪桐蔭の右腕2人は着実にレベルアップ。根尾は背番号6をつけて遊撃手を兼ねるが、投手としての感覚の良さが際立つ。春以降、投球フォームから力みが消えて制球が安定した。背番号1をつける柿木は本調子でなかった選抜後、坂道ダッシュなどで下半身を強化し、本来の球威が戻った。北大阪大会では148キロを計測した。


2年生ながら高校日本代表1次候補に入った2人もいい。星稜の奥川は「選抜でスタミナ不足を感じた」と走り込みと筋力トレーニングに重点を置いた。6月の練習試合では九回に146キロを出すなど手応えをつかんだ様子。創志学園の西も岡山大会の決勝で150キロ。スライダーにも自信を持ち、投球回数を上回る三振を奪った。


横浜の板川は冬場のトレーニングで球速が140キロ台半ばまで上がったが、「球速ではなく、コントロールと変化球で勝負するタイプ」と右打者の外角へチェンジアップを沈める。興南の2年生、宮城は右打者の懐へ食い込む直球が生命線。「要所でズバッと投げ込みたい」と強気だ。


浦和学院の渡辺は身長190センチの大型右腕。角度のある直球は150キロに迫る。層の厚い投手陣を引っ張る創成館の左腕川原は「春は智弁和歌山に投手力で負けた。1点の重みを感じながら投げてきた」と、準々決勝で敗れた選抜の雪辱を誓う。(山口史朗)


注目投手の地方大会成績


左から名前(チーム)、投球回、被安打、奪三振、与四死球、失点


吉田(金足農) 43 26 57 16 7


渡辺(浦和学院) 171/3 16 14 5 8


板川☆(横浜) 202/3 17 25 3 6


奥川(星稜) 15 7 14 1 0


根尾(大阪桐蔭) 17 12 14 5 5


柿木(大阪桐蔭) 17 14 14 1 2


大石☆(近大付) 43 38 36 15 6


西(創志学園) 28 16 33 9 4


川原☆(創成館) 231/3 15 20 5 2


宮城☆(興南) 231/3 12 22 4 1


☆は左投げ



 

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