母校のユニホームを着たプロ野球選手による高校球児への応援メッセージが、第100回全国高等学校野球選手権記念大会の期間中に、甲子園球場スコアボードの大型ビジョンで放映されることになった。一般社団法人日本プロ野球選手会(大島洋平理事長=中日)が3日、発表した。
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選手会では、記念大会へエールを送りたいという選手たちの声から、「高校野球は僕らの原点だ」と題して応援メッセージ映像の制作などを企画。57選手が出身高校のユニホームを着用し、球児たちを激励するメッセージを撮影した。日本高野連などの賛同を得て、各代表校の試合前に、その都道府県の高校を卒業した選手によるメッセージが大型ビジョンに流れる。
日本ハムの中田翔内野手(大阪桐蔭)、巨人の坂本勇人内野手(青森・光星学院=現八戸学院光星)、西武の菊池雄星投手(岩手・花巻東)と炭谷銀仁朗捕手(京都・平安=現龍谷大平安)ら、今大会の出場校OBもメッセージを寄せている。
激励メッセージと同時に収録した高校時代の思い出などのインタビュー映像は、ユーチューブなど選手会の公式アカウントのSNSで公開するという。