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「私たちが伝承者になります」平和への誓い全文

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-8-6 16:03:34  点击:  切换到繁體中文

 

6日午前に広島市で開かれた平和記念式典で、子どもたち代表が読み上げた「平和への誓い」は次の通り。


被爆者の思い「未来へ」 こども代表、平和への誓い


被爆と被災、重なる思い 8月6日、広島の特別な一日


被爆者は今、核兵器と人類の関係は…核といのちを考える


【写真特集】ヒロシマ、カメラの証言 原爆投下直後、記者が撮った街は



人間は、美しいものをつくることができます。


人々を助け、笑顔にすることができます。


しかし、恐ろしいものをつくってしまうのも人間です。


昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。


原子爆弾の投下によって、街は焼け、たくさんの命が奪われました。


「助けて」と、泣き叫びながら倒れている子ども。


「うちの息子はどこ」と、捜し続けるお父さんやお母さん。


「骨をもいでください」と頼む人は、皮膚が垂れ下がり、腕の肉が無い姿でした。


広島は、赤と黒だけの世界になったのです。


73年が経ち、私たちに残されたのは、


血がべっとりついた少女のワンピース、焼けた壁に記された伝言。


そして今もなお、遺骨の無いお墓の前で静かに手を合わせる人。


広島に残る遺品に思いを寄せ、今でも苦しみ続ける人々の話に耳を傾け、


今、私たちは、強く平和を願います。


平和とは、自然に笑顔になれること。


平和とは、人も自分も幸せであること。


平和とは、夢や希望をもてる未来があること。


苦しみや憎しみを乗り越え、平和な未来をつくろうと懸命に生きてきた広島の人々。


その平和への思いをつないでいく私たち。


平和をつくることは、難しいことではありません。


私たちは無力ではないのです。


平和への思いを折り鶴に込めて、世界の人々へ届けます。


73年前の事実を、被爆者の思いを、


私たちが学んで心に感じたことを、伝える伝承者になります。


平成30年(2018年)8月6日


こども代表


広島市立牛田小学校6年 新開美織(みおり)


広島市立五日市東小学校6年 米広優陽(ゆうひ)



 

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