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広島県知事がトランプ大統領に抗議文 核実験実施を批判

米国が今年2月に未臨界核実験を行ったと、米ローレンス・リバモア国立研究所が発表した。広島県の湯崎英彦知事は26日、来日中のトランプ米大統領に宛てて抗議文を送り、被爆の惨禍を理解してもらうため、広島への訪問を求めた。


被爆者は今、核兵器と人類の関係は…核といのちを考える


【動くグラフ】世界の核兵器、これだけある


抗議文で、湯崎知事は今回の核実験について「核兵器廃絶を強く願う広島県民の願いを踏みにじるもので、誠に遺憾」と批判。そのうえで「核兵器による徹底した破壊の現実を深く理解していただくため、広島を訪問していただくことを強く求めます。核兵器の使用がもたらすのは悲惨な『現実』であり、被爆者の苦悩は今なお続いていることを理解していただけるはずです」とした。(東郷隆)


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