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自らサポート役に 130キロ投げた二松学舎大付元投手

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-8-12 7:41:18  点击:  切换到繁體中文

 

第100回全国高校野球選手権記念大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)で東東京代表の二松学舎大付は、12日の第1試合(午前8時開始予定)で広陵(広島)との初戦に臨む。甲子園入りしてチームを支えてきたサポートメンバーの牧武琉(たける)君(3年)も、裏方として仲間を後押しする。


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牧君は昨秋まで投手だった。「入学当初から直球に勢いがあった」と立野淳平部長。球速130キロ超の左腕として1年春の関東大会でベンチ入りし、1試合に登板した。


だが、この試合が公式戦最後の登板になった。1年秋の練習試合で急に制球が定まらなくなった。原因がわからず、腕が振れなくなっていった。フォームを変え、試行錯誤したが球速は110キロ台まで落ちた。


2年秋の紅白戦では1回11失点。捕手のミットまでボールが届かない。1週間ほど1人で悩み、裏方になる決断をした。「もう潮時かなぁと思った」


学生コーチやマネジャーではなく選手として、練習のノックで市原勝人監督にボールを渡したり、部員の体重チェックをしたりしてきた。遊撃手の揚野公匠君(2年)は「優しくて、自分が試合でだめな時もフォローしてくれる」と牧君に感謝する。甲子園にも同行。練習の準備や、仲間のユニホームの洗濯もする。


チームは11日午前、初戦に備えて、兵庫県西宮市の球場で練習した。牧君はメンバーの打撃練習を外野から見守り、「(選手は)打てないと、一球ごとに悔しがっていた。試合前なので雰囲気が上がっている」と手応えを感じていた。


今年のチームは「(打線に)破壊力があり、勢いに乗れば止められない」と牧君。初戦では元投手として試合前の投手陣の投球練習を見守り、ボールの回転や投球フォームをチェックするつもりだ。「目指してきた全国制覇を、チームで成し遂げたい」(阿部健祐)



 

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