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120キロ離れていても仲間 好きになった「島の野球」

(11日、高校野球東東京大会 大島5―0明大中野)


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九回表2死、5点リードした大島のエース荒田奏斗主将(3年)が明大中野の打者に渾身(こんしん)の直球を投げ込んだ。右翼に飛んだ打球を福田悠汰郎(3年)が捕球する。荒田はほっとした表情で大きく息をついた。


大島は今春、新入生が2人入ったものの、今大会はけがなどで選手登録できなかった。2、3年生だけだと7人しかいない。春季都大会でも選手を派遣してくれた文京からの応援3人が加わって出場できた。その一人が福田だった。


福田らは春季都大会の後、夏も一緒に戦いたいと文京の監督に希望した。「みんなで仲良くやる『島の野球』が好きになった」


島では昼食の弁当は、部室前で輪になって食べている。福田らともそんな時間を過ごしたかったが、学校間の距離は直線で120キロ。福田らを交えた練習は島を出て大会までに1回、練習試合は2回しかできなかった。その中で、チームで異なる守備の連係は確認できた。もっと意思の疎通を図りたいと、無料通信アプリLINEで練習や食事などの話題を送り合った。


チームをまとめる荒田は、守備になれば真っ先にマウンドに向かってベンチを飛び出す。守りで3アウトを取れば、ベンチ前まで真っ先に戻り、守備から戻る福田らを迎えた。前年の主将から引き継いだ大島の「伝統」だ。


マウンドの荒田は、変則的なフォームから140キロの直球でコーナーを突くのが持ち味だ。この日は立ち上がりから球が高めに浮き、制球に苦しんだ。五回の打席で両足がつったが、マッサージを受けてプレーを続けた。投手経験のある選手がほかにいない。


「足に力を入れられず、力むと球が高めに浮いた」。変化球を軸に打たせて取る配球に切り替えた。伝統も最後まで続けた。


大島は、試合前日に島を船で出て、試合後は深夜の船で帰る。「みせろ!島根性」の横断幕が掲げられたスタンドには、文京から部員46人が駆けつけた。「みんなが打ってくれて勝てた。応援も後押しした。次も島の野球を見せたい」=明大(山田知英)


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