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本盗で奪った勝ち越しの1点「あの分、長く野球できた」

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-7-10 13:29:26  点击:  切换到繁體中文

 

(9日、高校野球東東京大会 江戸川12―4日比谷)


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日比谷が八回裏に勝ち越しの本盗を決め、初戦の勝利まであと一歩と迫ったが、延長の末、敗れた。


八回裏2死満塁。三塁走者溝西亮太(3年)は、右打者の山本和志(2年)が打席に入る前にサインを送った。「2球目にホームスチールをする」。相手投手は左腕で、投球時は三塁側に背中を向ける。その右足が上がったのを見て、スタートを切った。気づいた捕手の差し出すミットをかいくぐり、ヘッドスライディングで生還した。


本盗を練習する山本を見ていて「自分も」と始めた。50メートル走6秒5で、特別に足が速いわけではないが、杉山彰英監督は「スタートや体の動かし方がうまい。その持ち味を生かしてくれた」と話した。


九回表に相手を2死三塁まで追い込んだ。だが、安打で追いつかれ、延長十回で力尽きた。溝西は「あの1点の分、長く野球できた」と本盗で泥だらけになったユニホーム姿で胸を張った。=神宮第二(山田知英)



 

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