(16日、高校野球 報徳学園7―2愛工大名電)
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愛工大名電の安井が2試合連続本塁打を放った。3点を追う四回2死で右打席へ。内角に入ってくる左腕のスライダーに反応した。打球は左翼ポール際へ。「何とか点を取り返そうと思っていた。普段だったら打てないボールなのに……」。自分でも驚く当たりだった。
「打ち勝つ野球」を目指したチームの象徴的な存在。「攻撃的な野球をすることでプラス思考になった」。この日は途中出場で存在感を示した。
「夢の甲子園で2本の本塁打を打てた」。敗れはしたが、胸を張った。
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●室田(愛) 暴投などで失点し、三回途中に降板。「小園への三振振り逃げで動揺した。先発としてゲームをつくれず、秋山に渡したのは申し訳ない」
●秋山(愛) 三回途中で救援も、相手への流れを止められず。「三回は継投のタイミングが早く、気持ちをつくれなかった。継投がはまれば勝てた」
●倉野監督(愛) 「一番してはいけない大量失点のイニングをつくってしまった。打線はいい当たりはあったが、連打できなかったのが痛かった」