西愛知代表の愛工大名電は16日の3回戦で報徳学園(東兵庫)と対戦する。名電のグラウンド整備を21年間続け、チームを縁の下で支えてきた愛知県小牧市の奥和彦さん(71)は「普段の練習の成果を発揮してほしい」とエールを送る。 甲子園の全試合をライブ中継 バーチャル高校野球 夏の甲子園、歴代最高の試合は? 投票ベストゲーム 愛工大名電、30年ぶりの夏1勝「攻撃的な野球できた」 11日の甲子園初戦、名電は10―0で白山(三重)に快勝。奥さんはアルプス席から勝利を見届けた。「頑張ってきた子たちの姿を晴れ舞台で見られてうれしい」と目を細めた。 奥さんがグラウンドキーパーを始めたのは1997年8月。名電野球部を引退した長男の進路のことで、倉野光生監督に相談に行った時だった。倉野監督が汗を垂らしながら1人で外野の芝刈りをする姿を見て、「監督にこんなことをさせてはいかん」とグラウンド整備を買って出た。当時は会社員。手探りで毎週土日に整備し、67歳で退職した後は毎日になった。自宅近くのゴルフ場へ行って芝生のことを尋ねたり、阪神甲子園球場を整備する「阪神園芸」のホームページで整備方法を学んだりと勉強も続けてきた。 早朝の水まき、練習後のブラシかけ、夕方に芝の水まきなど作業は1日がかりのことも多い。倉野監督は「キーパーの大変さは私もわかるので本当に頭が下がる」と感謝する。 「整備はもちろん、選手の成長を見られるのが楽しいから続けている」と奥さん。チーム内で言いにくい悩みを選手から打ち明けられることも多く、選手には「腐ったら負けだぞ」などと励ます。 「選手たちが甲子園で活躍する姿を見るとまたグラウンド整備にも力が入る。選手たちにはのびのびとプレーしてほしい」(竹井周平) |
阪神園芸もお手本に手探り、芝整備し21年 愛工大名電
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
愛工大名電、1年生エースが初登板 春V相手に完投勝利
シード校の愛知黎明、初戦負け 沖縄尚学の元監督が指揮
秋の因縁対決再び 西尾東エース、145キロ記録し勝利
伝統の「立ち襟」ユニをお披露目 中京大中京の初戦飾る
名電×中部大第一の好カード、また順延 300人ため息
東邦破った星城エース、被安打8の力投 打撃ではHRも
ベンチで貫いた「凡事徹底」 試合の流れ変える大きな声
「練習減=うまくなれない」は× 時短は良いことずくめ
春の選抜大会覇者・東邦コールド負け 2回戦で姿消す
女子マネ、トランペットで後押し「演奏はきついけど」
遠慮していた2年生「エース」 先輩の言葉に応え完投
助っ人迎え選手11人 主将「試合できてうれしかった」
「できないという言葉嫌い」半身まひ越え…念願の打席
3年生4人、意地見せる「プレーもチームもつないだ」
わずか12人で臨んだ試合 逆転後の最終回に暗転
抜擢の1番打者が先頭打者HR「最高の気分で一周」
巨体、ベンチで小さく 8回にミス挽回で雄たけび
愛工大名電が初戦コールド勝ち 4番・牛島が3点本塁打
東邦・石川、初戦から先制2点本塁打 選抜Vの立役者
ノーゲームから修正、6回7奪三振「先輩たち超えたい」
尾張ナンバーワン投手、足ひねり降板 無念の敗退
伝統のシャチユニホームに誇り 古豪・旭丘が初戦突破
唯一の3年主将「行動で部員まとめる」 4年ぶり夏勝利
9回2死から怒濤の追い上げ 声援が無音に…振り出しへ
瀬戸の1番打者、投打で活躍 最後は三振で夏終わる










