(6日、高校野球愛知大会 渥美農8―0一宮興道)
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渥美農で先発したエース西山成哉君(2年)が6回7奪三振の好投を見せた。
降雨ノーゲームとなった6月30日は、五回までに長打を含む5安打を浴びた。鈴木翔太捕手(3年)と相手打者を研究し、投球の組み立てを変えて再び試合に臨んだ。投球フォームを振りかぶらないノーワインドアップに変えたことで、制球が安定。内外角に直球、変化球を投げ分けて相手打者に空を切らせ、単打1本しか許さなかった。
「リズムよく投げられたが、スライダー、カーブも使って打たせてとるのが自分のピッチング」と西山君。昨夏、チームは初戦を突破し、3回戦で敗退した。「昨年の先輩たちを超えたい」。今夏の目標を聞くと、控えめに答えた。(荻野好弘)