(6日 高校野球愛知大会 瀬戸3-4国府)
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瀬戸の1番打者、小林利空(よりたか)君(3年)は「積極的に打って塁に出よう」と試合前から決めていた。試合開始直後の第1打席、甘い球を見逃さず三塁打を放つ。相手投手の暴投で先制のホームを踏んだ。「ベンチが盛り上がっていて、チームに勢いを付けることができた」と振り返る。
中堅の守備でも見せた。二回2死三塁のピンチで、飛球を好捕。「外野の仲間と声を掛け合い、動き方を確認していた。それが今日はうまくはまった」
攻守でチームを引っ張った小林君だが、暑さで次第に体力を奪われた。中盤には足がつる場面もあった。
1点を追う九回、5度目の打席が回ってきた。しかし結果は三振。瀬戸の夏が終わった。(大野晴香)