第100回全国高校野球選手権記念大会は第14日、準々決勝4試合が行われる。第1試合では春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)が、3回戦で完封した渡辺を擁する浦和学院(南埼玉)と対戦する。第2試合では好打者小園が打線を引っ張る報徳学園(東兵庫)と、接戦を勝ち上がってきた済美(愛媛)がぶつかる。
18日締め切り! 夏の甲子園、歴代最高の試合は? 投票ベストゲーム
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第1試合 大阪桐蔭―浦和学院
渡辺ら2試合でいまだ無失点の浦和学院投手陣を大阪桐蔭が打ち崩せるか。主将中川は復調気配。下位の山田、石川らが奮起し、打線につながりがほしいところだ。
第2試合 報徳学園―済美
報徳学園は小園が警戒されるなか糸井が好調でしぶとい打線になってきた。済美も競り合いに強いが、山口直は3試合連続で完投しており、打線が早めに援護したい。
第3試合 日大三―下関国際
日大三は救援で登板する左腕河村の状態がいい。早めにリードを奪って河村につなぎたい。下関国際の鶴田は立ち上がりの制球に注意。接戦なら勝機が見える。
第4試合 金足農―近江
3試合で475球を投げ、連投となる金足農の吉田は立ち上がりに不安を残すが、中盤以降に底力を発揮する。近江は好調の4番北村を中心に早めに攻めたい。