第100回全国高校野球選手権記念大会で優勝し、史上初となる2度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭(北大阪)と、準優勝した金足農(秋田)の選手や監督らは22日午前、大阪市北区の朝日新聞大阪本社を訪れた。
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大阪桐蔭の選手たちは午前10時ごろ、深紅の大優勝旗を携えた主将の中川卓也君(3年)を先頭に到着。渡辺雅隆・朝日新聞社長は「球史に新たな歴史を刻んだ素晴らしい快挙だった」とたたえた。西谷浩一監督(48)は「決勝で勝つことを目指し、(3回戦で敗れた)昨年の悔しさを持って戦ってくれた」。中川主将は「思いを持ち続ければ甲子園で大きな力になると感じた」と語った。
約30分後には金足農の選手たちも到着。中泉一豊監督(45)は「球場の応援が力になり、最後の最後まで来られた。選手の力はすごかった」と話した。エースの吉田輝星君(3年)は「自分の持っている以上の力を応援が引き出してくれた。もっと力を磨いて日本を代表するような選手になりたい」と話した。(坂東慎一郎)