非常に強い台風24号について、名古屋地方気象台は30日午前、東海地方に最接近する同日夜から10月1日未明にかけ、伊勢湾や三河湾を中心に1959年の伊勢湾台風に匹敵する記録的な高潮になる恐れがあると発表した。伊勢湾台風では名古屋港で3・89メートルの高潮を記録した。
台風24号、九州南部に接近 沖縄・鹿児島で49人負傷
台風接近どうする? 備え確認し、早めに避難を
東海地方では30日夕方から雨が非常に強まり、三重県で1時間に90ミリ、愛知、岐阜両県で80ミリの雨量が予想される。風も夕方から1日未明にかけて、強いところでは海上では40メートル、陸上でも30メートルの暴風となるという。気象台の担当者は「最接近時には非常に強い風雨になっている。安全確保は早めにしてほしい」と話した。