福井市の県営野球場で開かれている第73回国民体育大会高校野球硬式の部で3日、史上初となる2度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭が最後の公式戦を迎え、2回戦で全国選手権準決勝でぶつかった済美(愛媛)と再戦、5―3で下した。台風24号による日程変更で今回の国体は決勝と準決勝がなくなり、2回戦に勝った4チームが1位となる。大阪桐蔭は今年、公式戦無敗でシーズンを終えた。
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大阪桐蔭は四回、1死一塁から5番根尾昂の中越え適時二塁打で1点を先行。七回には、1番宮崎仁斗、2番青地斗舞の連続適時打で3点を加点。八回にも1点を加え、突き放した。
昨秋の新チーム発足後の大阪桐蔭の公式戦通算成績は41勝1敗。昨年11月の明治神宮大会で創成館(長崎)に負けただけだった。昨年秋の大阪府大会、近畿大会、今年春の選抜大会、春季府大会、近畿大会、選手権北大阪大会、全国選手権に続き、国体で1位となり、8大会を負けなしで終えた。