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日本生命子会社の三井生命、新社名は「大樹生命保険」に

来年度から社名を変更する予定の三井生命保険が、新社名を「大樹(たいじゅ)生命保険」に決めたことが21日、わかった。三井生命は2015年に日本生命保険の子会社となり、三井グループの社名表記のルール上「三井」の名を冠するのが難しくなっていた。


来週の取締役会で正式に決定し、発表する見通し。三井生命は約50年前から「大樹」の名前がついた保険商品を販売している。伝統あるこの名称を社名に使いたいとの声が社内で多かったという。


三井生命は1927年、高砂生命保険から商号を変更。戦後の財閥解体などで一時名称が変わったが、90年以上親しまれてきた老舗の名称だ。ただ、15年末の日生傘下入り後は同社が株式の8割を握った。三井グループのルールで「三井」を名乗る企業が株主構成を変えた際は社名の見直しを検討することになっており、名称変更を迫られた。(柴田秀並)


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