86歳で南米大陸最高峰アコンカグア(標高6961メートル)に挑むプロスキーヤー三浦雄一郎さんのパワーの源は食にある。アルゼンチン入りしてからも好んで肉を食べるなど食欲は旺盛だ。頂に向かうここぞの場面では日本食も用意している。同行取材で見た、86歳の挑戦を支える「ミウラメシ」の一部を紹介する。
アコンカグアと装備の詳細に迫る
【特集】三浦雄一郎さん、南米最高峰に挑戦
「みそとオリーブオイルを混ぜたら、ドレッシングになる。ビネガーも入れたらいいよ」
現地時間の11日朝、アコンカグアのベースキャンプ(BC)、プラサ・アルヘンティーナ。遠征隊7人が顔をそろえたダイニングテントでの朝食の席で三浦さんが突然、提案した。
日本から持ち込んだみそを使っ…