米ボーイングの主力小型旅客機「737MAX8型」の墜落事故が相次いだことを受け、米政府は13日、同型機の運航を一時的に禁じる措置に踏み切った。日本の国土交通省も14日、同様の措置を決めた。世界的に運航見合わせの動きが広がる中、米国は停止措置に慎重な姿勢を貫いてきたが、「現場で得られた新たな証拠」などを理由に方針を転換。世界の同型機約370機の運航が全面的に止まることになり、世界規模で影響が広がっている。
墜落したボーイング最新鋭機、「最も売れている」定番型
米連邦航空局(FAA)は、米航空会社による737MAXシリーズの運航や、同型機の米領空の通過を当面禁じた。米国で最多の34機を保有するサウスウェスト航空をはじめ、ユナイテッド航空やアメリカン航空が対象になる。
トランプ米大統領は発表に先立…