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好投した津田学園・前 「70点」でも濃い170球

(25日、選抜高校野球 龍谷大平安2―0津田学園)


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津田学園のエース前の自己採点は70点だった。「マイナス30点は最後に粘り切れなかったから」と、延長十一回を悔やんだ。


ただ、70点の内容は濃かった。最速148キロだが、むやみに強気には出ない。ここぞでギアを上げる感覚がよく、四回、四死球で招いた1死二、三塁は2者連続三振で切り抜けた。


競り合いの中、「自分の1球で試合が動くという緊張感があった」。どこか無用な力が入っていたのか、六回から右手の指がつったという。「いつでも力まず投げられるようにならないと」。170球を投げたなかで課題を見つけていた。



●佐川監督(津) 「近畿の強豪校を相手に選手はよく粘り強く戦ってくれた。前も十回までは完封したのだから、冬の練習の成果が出た」


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