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東邦、AIマシンで驚異の打率 平成最初の王者がV狙う

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-3-26 14:19:13  点击:  切换到繁體中文

 

第91回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)で、平成最初に大会を制した東邦が、平成最後の大会でも優勝を狙う。チームの魅力は出場32校中トップの打率を誇る打線。攻撃力を軸に大会に挑む。


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「幅のある攻撃が出来るようにいろんなボールを打って、打者に攻撃力や対応力を持たせるよう練習をして来た」と森田泰弘監督は言う。昨秋のチーム打率3割8分6厘は出場32校中トップの成績で、出場校で昨秋最多の公式戦17試合を戦ったチームの14本塁打、69盗塁もトップになる。


打線の軸は、昨春の選抜大会に出場した主将の石川昂弥(たかや)君と熊田任洋(とうよう)君。そこに捕手の成沢巧馬君も加えた3人は選抜出場選手で打点の上位3位までを占めている。石川主将は「みんなが走者をためてくれるので、確実に得点にするチーム打撃を心がけたい」。


練習でも重点を置くのは打撃だ。愛知県東郷町にある練習場には計11台の打撃マシンがある。2016年にはコースや変化球の配分など、相手投手の特徴に合わせた配球を繰り出すことができるAI搭載のマシンも加わっている。


「逆転の東邦」とも呼ばれる粘り強さも健在だ。昨秋は東海大会準決勝で5点を追う九回裏に坂上大誠君の2点適時打と長屋陸渡君の3点本塁打で同点。1点のリードを許した延長十回は成沢君の2点適時二塁打で逆転サヨナラ勝ちした。


投手陣は背番号1の石川君と、昨秋の県大会でエース番号をつけた植田結喜君と奥田優太郎君がいる。3人とも最速140キロを超す直球が武器で、植田君は「3人いるのはいいことだけれど、その中でも一番信頼されたい」と、エースへのこだわりを隠さない。奥田君は、「少しでも2人を楽にさせてあげられたらいい」と仲間を支える。


出場が2年連続30回目の東邦が優勝すれば、中京大中京(愛知)と同じ4度の優勝数が単独1位に。優勝までの5勝を加えると通算勝利数も56勝になって現在の2位からトップになる。


昨春の大会は初戦で敗れており、その雪辱も期す。森田監督が「去年より打ち崩す力がある」と評価するチームは、大会第4日に21世紀枠で出場する富岡西(徳島)と初戦を迎える。(申知仁、上山浩也)


東邦は20日、阪神甲子園球場で30分間の公式練習に臨んだ。割り当てられた順番は、この日最初の午前9時から。選手たちは開始を告げるサイレンが鳴ると一斉にグラウンドに飛び出し、守備や打撃の練習を通して球場の感覚を確かめていた。


石川昂弥主将と熊田任洋君は前大会に引き続いての出場。石川主将は投球練習をして「マウンドの高さはちょうどいい。ここに戻ってこられて良かった」。熊田君は「去年から、甲子園は何も変わっていないと感じた。気が引き締まります」と話した。



 

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