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野球ノートで開花、決勝の延長10回にHR 監督が発破

メジャーリーガーの菊池雄星、大谷翔平両選手が花巻東時代に自身を振り返る日誌などをつけていたが、これに倣った「野球ノート」が全国に広がりをみせる。朝日新聞が九州・沖縄・山口の高校にアンケートしたところ、約550の高校の半数が利用していた。夏の地方大会に単独チームで出場するきっかけとなった学校もある。


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14日の長崎大会に登場する波佐見で先月、ある騒動があった。練習中にグラウンド脇の自販機前で休む部員を目撃した得永健監督が「もう指導できん」とさじを投げた。主将交代や気持ちを入れ替えた練習の徹底を条件に収まったが、その際、主将に指名されたのが大岩陸斗君(3年)だ。


得永監督はコーチ時代の20年前から部員の性格を把握するために野球ノートを導入。大岩君に期待したのは、10冊を超えるノートに残る、試合への向き合い方や周りを気遣う姿勢だった。「重圧をはねのける強さがあると感じた」と、得永監督が託した。


波佐見は大岩君が入部した年に夏の甲子園大会に出場したが、長崎大会決勝の延長十回に飛び出した本塁打を放った選手も、ノートによって開花した。


その選手はけがで登録を外れた二塁手の代役で、公式戦で初めての柵越えだった。軟式で全国優勝を経験して入部するも、次年には有望な後輩の入部が決まり、追い抜かれるのではないか、と不安がっていた。


「悔しくないんか」


得永監督は発破をかけ続けた。選手のノートには「誰にも言えなかったことを突かれました」とあったという。それから1日1千スイングを自らに課し、大舞台への切符をつかんだ。


得永監督は、野球ノートが感受性や発想力を磨き、試合での状況判断にもつながると分析する。


9日の宮崎大会に登場する西都商は2020年に閉校するため、今夏が最後の地方大会となる。


「最後の大会だけでもいい。もう一回、西都商として出たい」


橋口奏楽(そら)主将は、08年から野球部で続く「克己録」に欠かさず書いてきた。プリントをとじたファイルは厚さ10センチに達した。


4月まで部員は3年生5人。16年秋から連合チームとして公式戦に出場することも。閉校を前に、高校野球の歴史に単独チームとして名を残したい――。橋口主将をはじめ、部員は力強い文字で並々ならぬ決意を書いた。互いのファイルに目を通し、思いを一つにして、野球経験者を探しては勧誘にいそしんだ。


5月28日、ついに部員が10人となった。新加入組にはサッカー部に転部した同級生の姿もあった。


先輩の分厚いノートを見て、早くそれに近づきたいと続けてきた橋口主将。継続を苦にしない習慣が付き、練習に行き詰まれば何度も読み返してきた「宝物」だ。6日の開会式で選手宣誓を務めたその日も、練習の反省を書いた。


「出来ない事をしようとせずに出来ることをしないといけません」


周防大島(山口)は、野球ノートをLINEに移した。選手が動画を撮影して、監督に送信し、指導を受けるほか、連絡網としても活用する。「今の子はアプリの方が使いやすいみたいです」と藤谷哲也監督。鹿屋中央(鹿児島)の山本信也監督が採り入れた「成長ノート」は練習、反省、大きな声を出したりゴミを拾ったりする「プラス行動」をA4プリントに書き、日々を振り返る。(棚橋咲月)


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