鳩山総理は6日午後、総理公邸で岡田外務大臣と沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題への対応について協議しました。
「(Q.首相とは?) 沖縄(訪問)の報告」(岡田克也外相)
5日まで沖縄を訪問していた岡田外務大臣は6日午後、総理公邸を訪ね、1時間あまりにわたり鳩山総理と会談しました。
沖縄で岡田大臣は5日、民主党の支持者から普天間基地の移設先について、アメリカと合意している名護市の辺野古沿岸ではなく、県外とするよう強く求められました。
一方で、岡田大臣はアメリカのオバマ政権から、今の日米合意を迅速に履行するよう繰り返し求められています。
現状を打開するために岡田大臣は、政府としての方向性を早く示すべきだとして、6日は鳩山総理に対しこうした考えを伝えたものとみられますが、鳩山総理は5日、結論を出す時期については「まだ見えない」と述べています。(06日16:27)