内閣支持率が先月に続き、下がっています。今月のJNN世論調査で鳩山内閣の支持率は先月から7ポイント近く減って64.1%でした。
調査はこの土日に行いました。鳩山内閣を「支持できる」とした人は、先月から6.7ポイント減って64.1%でした。一方、「支持できない」は、7.5ポイント増えて34.8%でした。
「支持できない」理由として「鳩山総理に期待できない」と答えた人が、先月から7ポイント増えたのが目立っています。
鳩山総理が偽装献金問題で説明責任を果たしているかという質問では、「果たしていると思わない」が8割を超えました。
ただ、責任をとって鳩山氏が総理大臣を「辞任すべき」と考える人は16%で、「辞任の必要はない」が76%でした。
4日に閉幕した臨時国会で実現しなかった鳩山総理と自民党・谷垣総裁の党首討論については、「行うべきだった」がおよそ7割でした。
また、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、政府が結論を年明け以降に先送りしたことについては、「あくまで年内決着が望ましい」という人は26%にとどまり、「先送りはやむを得ない」と理解を示す人が7割に上りました。
7兆円から8兆円規模となる見通しの第2次補正予算案については「期待できる」が39%、「期待できない」が45%と意見が分かれました。
また、先月行われた事業仕分けについては8割の人が「評価する」と答え、事業仕分けを「来年以降も続けるべきだ」も81%に達しました。
政党支持率では自民党が19.3%で、3か月連続でわずかながら支持を戻しつつあります。(07日11:21)