１６日、自民党の秋田県連は夏の参議院選挙で擁立する候補を発表しました。その人の名は、石井浩郎氏。元プロ野球選手で巨人の４番も務めた人物です。

　元プロ野球選手の石井浩郎氏は１６日、会見を開き、夏の参議院選挙に自民党から出馬すると表明しました。選挙区は石井氏の出身地、秋田県です。

　「（秋田は）スポーツ界も経済界ももうひとつ元気がない。育ててくれた秋田のために頑張ろうという気持ちで出馬にいたりました」（自民党から出馬する石井浩郎氏）

　石井氏は１９９０年に近鉄に入団、１９９４年には、パ・リーグの打点王に輝きました。その後、移籍した巨人では４番も務め、ロッテ、横浜を経て２００２年に引退。引退後は、飲食店の経営を手がけていました。

　「政治とカネの問題だったり、いろいろある中で、民主党の支持率が下がっても、自民党の支持率が上がらないと。自民党の国民からの信用を取り戻さないと日本の政治は良くならないのでは」（石井浩郎氏）

　参議院選秋田選挙区では、ほかに民主党の現職、鈴木陽悦氏や共産党の藤田和久氏、諸派の鶴田裕貴博氏が立候補を予定しています。（16日17:24）