沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先を巡って、社民党と国民新党による移設先の具体案の提出が見送られたことに関し、鳩山総理は、5月末までに決着させる方針に変わりがないことを強調しました。
「私は、このことによって5月末の決定には何ら影響は与えないと、そう思っています。着々と検討が進んでいると、そのように皆様方にも理解して頂きたい」(鳩山首相)
鳩山総理は、「大事なことは、それぞれの政党の考えも伺いながら、最終的に一つの案にまとめていくことだ」と述べた上で、「着々と検討が進んでいると理解して頂きたい」と強調しました。
社民党と国民新党は17日、政府・与党の検討委員会で普天間基地の移設先の具体案を提出するはずでしたが、社民党内の調整が残っていることなどから提出が先送りされました。(16日19:24)