民主党・小沢幹事長が主導した政策調査会の廃止に対して、復活させるべきという動きが党内で広がっています。
有志の議員の会合で生方副幹事長は、17日、小沢幹事長に対して政策調査会を復活させるよう申し入れたものの、小沢氏からは否定的な考えを伝えられたことを報告しました。
民主党にあった政策調査会は、政権交代後、政策決定の一元化を名目に小沢幹事長の主導で廃止されました。こうした現状に対し、出席者からは、「党に政策調査会の機能がないと官僚のコントロールが強まる」といった意見や、「1年生議員の修行の場としても必要だ」という声が相次ぎました。
そして、今後、賛同者を募って執行部や政府に政策調査会の復活を働きかけていくことで一致しました。一方、鳩山総理は、政策調査会の復活については否定的な考えを示しています(19日01:48)