民主党の平田参議院国対委員長は、高速道路の新しい料金制度をスタートさせるための法案について、「結論が出ない場合は次の国会でもいい」と先送りを示唆しました。
「問題があれば選挙終わって次の臨時国会でもいいわけですから。会期内でやることは当然ですけども、それでも結論が出ない場合には次の国会でもいいじゃないですかと」(民主党・平田健二 参院国対委員長)
平田氏はこのように述べた上で、「これまでの政策が良かったかどうか検証も必要で、慌てる必要はない」と、新しい料金制度のための法案について夏の参議院選挙後に先送りさせる可能性に言及しました。
政府が6月から導入を目指す、利用者の多くが実質的な値上げとなる料金制度については、民主党の小沢幹事長が、高速道路無料化を掲げたマニフェストに反するとして見直しを要求。
これに対して、法案をまとめた前原国土交通大臣が強く反発するなど、政府・与党の迷走が続いています。(23日18:04)