開幕式の鏡開きを終え、笑顔をみせる(右から)、ラサール石井さん、秋本治さん、生駒里奈さん=14日午前、東京都中央区、諫山卓弥撮影
1976年に始まった人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」が、17日発売の週刊少年ジャンプで連載を終える。40年も続く長寿作品になったのはなぜだろうか。
こち亀、40年の連載終了へ 単行本200巻で完結予定
「40年描かせていただいて、漫画にとってもうれしいこと。今後の漫画家人生にとって、すごく元気が出る」
「こち亀」は12日、ギネス世界記録の「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」(200巻)に認定された。作者の秋本治さん(63)は14日、都内で始まった「こち亀展」の会場で認定証を受け取り、報道陣を前に喜びを語った。
こち亀は、人情に厚い巡査長の両津勘吉(両さん)が、東京の下町で繰り広げるドタバタを描いたギャグ漫画。一度も休載せず、単行本の累計発行部数は1億5千万部を超えた。最終回を収めた200巻も17日に発売される。
なぜ、このタイミングで終わる…