優勝した順天堂大の選手たち=長島一浩撮影
体操の全日本団体選手権最終日は13日、東京・代々木競技場で男子があり、順大が4年ぶり4度目の優勝を飾った。リオデジャネイロ五輪男子団体総合の金メダルメンバー、白井健三を擁する日体大は連覇を狙ったが、0・050点差の2位だった。昨年4位でリオ五輪代表の山室光史、田中佑典、加藤凌平が出場したコナミスポーツは朝日生命と並んで3位だった。
白井、リオ五輪後初の公式戦 ゆかで「シライ3」決める
①順大(谷川、千葉、萱、鈴木、神津、早坂)267・600点(ゆか44・800、あん馬45・150、つり輪43・850、跳馬44・700、平行棒45・150、鉄棒43・950)②日体大267・550③コナミスポーツ266・950③朝日生命266・950
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順大の萱和磨 得意のあん馬で高得点。「リオ五輪では補欠で、一番悔しい思いをした。今日の優勝で少しは悔しさを晴らすことができた」
コナミスポーツの加藤凌平 鉄棒で落下。「(けがで欠場の内村)航平さんがいなくても勝てることを証明したかった。それができなくて悔しい」