侍ジャパン第1次発表メンバー
来年3月に開催される野球の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」の一部選手が20日、発表された。この日発表されたのは大谷(日)、菅野(巨)、中田(日)、菊池(広)、坂本(巨)、山田(ヤ)、鈴木(広)、筒香(D)ら18人。代表選手枠は28人で、登録期限は来年2月6日まで。大リーグ所属選手の出場についても調整しており、残り10人の発表は1月になる見込みだ。
一部選手のみ先行して発表したのは、代表の小久保監督の強い意向だった。小久保監督は「侍ジャパン代表の責任と自覚を持ってオフを過ごし、WBC世界一奪還を目指して準備を進めてほしい」とコメントを発表した。残りの10人については「大リーグ所属選手を含めて選考中」とした。
大リーグ所属選手については、選手本人の意向のほかに球団側の了承が必要となる。現在、複数の大リーグ所属選手が暫定登録(50人枠)リストに入っている模様で、主催者(大リーグ機構などで構成するWBCI)が調整中だという。
今回発表されたメンバーでは、34歳の内川(ソ)が最年長で3大会連続の代表入り。中田、坂本のほか牧田(西)、松田(ソ)が2大会連続となった。
侍ジャパンは来年2月23~26日に宮崎市で強化合宿を行い、3月7日の開幕戦(東京ドーム)に臨む。