練習中に選手たちに指示をとばす青学大の原晋監督=増田創至撮影 有力選手が関東地区に一極集中するという大学長距離界。昨年の第48回全日本大学駅伝で初優勝して「学生駅伝3冠」を果たした青学大の原晋監督は、東海地区の中京大の出身だ。全日本に2度出場し、2年時の第18回大会(1987年)は1区14位、翌年は4区9位だった。「中央と地方」のどちらも知る原監督に、大学駅伝の思い出や活性化について聞いた。 ◇ 親が教員で、将来は体育教員かなと漠然と思っていて、高校の先生に薦められて入学しました。初出場では寝坊したんですよ。朝が大変だろうと同級生が寮に泊まってくれたんですが、2人とも。スタート地点にギリギリという感じだから、走れるわけがない。 大学では遊んでばかりでした。4年生では全日本に出ていません。陸上から逃げていた。大いに反省しています。自分がいい加減だったからこそ、遊びたい盛りの選手たちの気持ちが先回りして分かる。指導者になって、その時の経験が生きていますけれど。 今は箱根の人気で高校の有力ランナーの9割が関東に集中します。地方のレベルが下がり、関東の大学は箱根を狙う構図。ただ、全日本もここ5、6年、優勝争いをする大学の本気度が上がっている気がします。 地方の大学で監督をさせてもら… |
大学駅伝デビュー戦は寝坊 青学大・原晋監督の苦い記憶
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