第100回全国高校野球選手権記念西東京大会の決勝が30日、神宮球場であった。「日大対決」となった一戦は、日大三(町田市)が日大鶴ケ丘(杉並区)を破り、5年ぶり17回目の夏の甲子園出場を決めた。
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第1シードの日大三は準決勝までの5試合中4試合を逆転で勝ち上がってきた。特に準々決勝の片倉戦では、3点を追う七回に代打小沢の逆転満塁本塁打で制し、勢いに乗った。
決勝は、3―3のまま九回裏の日大三の攻撃を迎えた。死球で出塁した2番木代を一塁に置き、1死から4番の大塚が打席に。2球目の高めの直球を振り抜いた打球は左翼席に飛び込むサヨナラ本塁打となり、甲子園出場を劇的な勝利で決めた。
ノーシードの日大鶴ケ丘は4年ぶり4回目の代表を狙ったが、及ばなかった。全国大会は8月5日に開幕する。