石井啓一国土交通相は7日の閣議後会見で、関西空港の早期復旧に向けた計画を明らかにした。9月中旬をめどに第1滑走路の暫定運用による発着を開始し、国際線にも順次広げる。本格的な復旧までの代替手段として、大阪(伊丹)、神戸両空港に国際線を含めた振り替えを想定し、地元自治体などと調整する考えも明らかにした。
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また、空港への鉄道によるアクセスは4週間後の運行再開を目指すとした。連絡橋下り線の復旧については、今後2週間をめどに再開時期を確定させるという。石井国交相は「経済活性化のため、早急に本格的な復旧を目指す必要がある。全力をあげて早期復旧に向け努力している」と語った。