26日のニューヨーク株式市場は、米企業業績に不透明感が強まったことを受け、大企業でつくるダウ工業株平均が反落。前日比296・24ドル(1・19%)安い2万4688・31ドルで終えた。投資家の不安心理が高まって値動きが荒くなっており、下落幅が540ドル近くまで広がる場面もあった。
前日夕にアマゾンが発表した2018年7~9月期決算は過去最高益だったが、投資家が注目する売上高が市場予測を下回り、アマゾン株は7・8%も急落。やはり決算が期待を下回ったグーグル親会社のアルファベットも売られた。長く米株式相場の上昇を引っ張ってきたIT関連株を中心に、幅広い銘柄に値下がりが波及した。
ハイテク株中心のナスダック市場の総合指数は大きく下落。前日比151・13ポイント(2・07%)低い7167・21で取引を終えた。
この日朝方に発表された7~9…