9月の台風21号で関西空港1期島の大半が浸水したことについて、運営会社の関西エアポートなどが設置した検証委員会は11日、主原因は沖合で推計5・2メートルの高さに達した高波で、浸水量は230万~270万立方メートル(京セラドーム大阪の約2杯分)だったとする検証結果をまとめ、公表した。
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1期島東側の護岸の一部が地盤沈下の影響で想定より低くなっていたため、浸水量が3割程度(70万~80万立方メートル)増えたとみられるという。会社側は「来年度からかさ上げを計画していたが、結果として間に合わなかった」と釈明した。
検証委によると、台風が関空に…