亀井金融担当大臣は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で閣内の意見が食い違いを見せていることについて、「各閣僚がそれぞれ意見を持つのは当然」という考えを示しました。
「各閣僚がああしたらいい、こうしたらいいという意見を持つのは当然。金太郎飴のように一つの意見が出るはずがない。どうすればいいかという検討の時間が必要だと思う」(亀井金融担当大臣)
亀井氏はこのように述べた上で、来月中旬に予定されている「アメリカのオバマ大統領の来日までに決着という焦る問題ではない」として、時間をかけて結論を得るべきだという考えを示しました。
普天間基地の移設を巡っては、北沢防衛大臣が日米合意に基づき県内移設を容認する考えを示す一方で、岡田外務大臣が日米合意とは別の案も含めて協議していきたいという考えを示すなど、閣内で意見の食い違いが出ていました。(28日15:01)