今年度の第二次補正予算案をめぐる与党の作業チームの協議は、結論を4日に持ち越しました。
第二次補正予算案では景気対策として住宅に対するエコポイントの拡充や、国民新党の要望を受けて電線の地中化促進などが盛り込まれる方向です。
財政支出の規模については、政府側が当初の想定の2.7兆円から大幅に増額し、7兆円程度まで積み増す考えなのに対し、国民新党側は8兆円規模を要求していて、結論は持ち越しとされました。
作業チームは4日朝から詰めの協議を行い、まとまれば閣議決定される運びとなりますが、結論に達しない場合は3党の党首クラスによる基本政策閣僚委員会に判断が委ねられる可能性も出てきています。(03日17:21)