来年、アメリカで開かれる核安全保障サミットの準備会合が、東京で開かれ、核を使ったテロを未然に防ぐため、各国で協力して核物質を管理していくことを確認しました。
核安全保障サミットは今年4月、オバマ大統領がプラハで行った「核兵器なき世界」を訴える演説の中で提唱したもので、来年4月にワシントンで開かれる予定です。
3日の準備会合には議長国のアメリカを含め、44か国の代表が出席し、核テロ対策として核物質を各国で協力して管理していくことが確認され、具体的な管理の方法や、政府、産業界の役割について議論が行われました。
日本からは安全な原子力発電を推進するため、途上国を支援していく考えが改めて示されています。(03日18:31)