鳩山総理は、2011年度からの子ども手当の支給について、1人当たり月額2万6000円を満額支給する方針に変わりがないことを強調しました。
「(平成)23年度は当然予定どおり満額でやると。そのための財源も歳出削減といったところを徹底的にやって見いだしていくと。それは変わりませんから」(鳩山首相)
鳩山総理は14日、総理官邸で初めて開いた国民の声を直接聞く「鳩カフェ」の中で、子ども手当の財源について「ムダを削減する中で、余裕ができた分だけでやろうと思っている」と述べ、財源次第では満額支給にこだわらない考えを示唆したとも受け止められる発言をしていました。
しかし、15日朝は自らの発言について、「全然ぶれていない」と強調、こうした見方を打ち消したものです。鳩山総理は、満額支給のための財源は「歳出削減を徹底的にやって生み出す」と強調しました。(15日16:00)