共産党の志位委員長は鳩山総理と会談し、企業の内部留保への課税や富裕層への課税強化などの経済対策を提案しました。
志位委員長は、市田書記局長とともに国会内で鳩山総理と会談し、共産党が独自に取りまとめた経済対策の要望書を提出しました。
要望書では悪化の一途をたどる失業率など、雇用情勢を改善するため、企業が過去の収益を蓄積したいわゆる内部留保への課税を行い、それを原資に雇用対策を行うことや、所得税や法人税の最高税率の引き上げを行い、経済的な格差是正を図ることなどが盛り込まれています。
こうした要望に対し鳩山総理は、「検討したい」と答えたということですが、具体的な検討方法については言及せず、松野官房副長官に扱いを任せることになりました。(17日20:37)